PIE2010 PENTAX 645D(仮称)
来月のPIE2010であるいは秋のフォトキナで、PENTAX 645D(仮称)の正式発表と発売日がアナウンスされて実機も展示されるでしょう。注目のその値段も貯金すれば買える額になるらしい。
デジカメWatch メーカーインタビューにて
すでに35mmフルサイズのデジタル一眼レフカメラは他社が何機種も出していますから、
それをいまさらやってもペンタックスとしての特徴は出せません。それならば中判をやるべきだと考えています
(HOYA PENTAXイメージング・システム事業部・副事業部長兼開発統括部長の北沢利之氏)
と話されているように、35mmフルサイズの可能性はゼロに近く、645Digitalの製品化に全力集中なんでしょうね。私もその手に収まる日を待ち望んでます。

PENTAX 645D(仮称)の話もありますが、K-7の後継機がどうなるのかも気になりますよね。3月に発表されることは無いかと思うのですが、今年の夏かクリスマス前には新商品として何か出る気もします。
K20Dと2機種続いたCMOSメーカーの変更が、大方のユーザーの希望とされていますが、PENTAXが使いたい素子を自分たちで作っちゃった方が早いような気もしますね。そうすれば、より安く安全に製品化できるのだろうし、ノウハウも蓄積されます。
ただ、個人的に望む最大の改善点は、やっぱり背面ボタンの操作系で、基本的には光学ファインダー覗きながら見ないで操作できる仕様にして欲しく、よりシンプルで直感的なボタン変更を望んでいます。
その他に私が望む点としては、よりマニアックなアプローチですかね。防塵防滴で-10℃での撮影を保証したカメラはありませんし、視野率100%かつマグネシウム合金の剛性さなど玄人が好みそうなK-7のボディ筐体は、所有した喜びも感動も一塩ですよね。さらに後継機には、ファインダー交換と新規デジタルフィルターの追加、カスタムイメージ - 銀残し(Bleach Bypass)を熱望しています。写真は、その銀残しの効果をK-7で表現したもの。なかなか渋いです。
2010.January.20
甘い醤油味の和食 - 日本のイメージ
先日のぷっすまでやっていた企画が面白かった。その内容は、各国の料理を扱ったレストランで、本場の国の方が食べてもおいしくいただけるかというもの。サイゼリアの若鶏のグリル ディアボラ風(イタリア語で小悪魔)のソースが、ぜんぜん悪魔っぽくなかったり、牛角のチゲ鍋も辛くないなど本国の料理に比べて、ずいぶんと日本人好みの甘さになっているらしい。
甘いソースをメインで使っている国って、日本だけかなって思います。和食の代表格であるすき焼き割りしたや、肉じゃがも甘い。テリヤキバーガーも甘甘だ。そういやぁ、甘栗なんてのもある。広島風お好み焼きのソースも甘いし、さつまいもの甘煮やイワシの甘露煮とか言い出したらきりがない。そんな甘党の舌に答えるため、辛い料理も若干抑えめになってしまうんでしょう。その土地文化に定着・浸透していく過程で、人の好みに左右されつつ柔軟に変化するのが料理ですからね。
料理は食材と調理方法、盛りつけを合わせた総合芸術だと思います。もちろん、そのどれかが欠けてもいけませんが、ソースがその料理らしさを強烈に意味付けるものであることは間違いありません。ラーメンは、スープが違うだけで醤油・塩・味噌とバリエーション出すことが出来ます。博多とんこつラーメンは麺が違うので、スープ変えただけでは成立しませんが、その料理の印象のほとんどを、スープ(ソース)自体が占めているのは、よく分かりますよね。
もう少し考えるとソースを味わうだけで、その国のイメージを連想することだってできます。例えば、ウコンとターメリックを使ったカレー味は強くインドのイメージを醸し出しているし、唐辛子を使ったコチュジャンの韓国・小麦粉とバター牛乳で作るベシャメルソースのフレンチ・ケチャップソースのイタリアンなどなど。
そして、甘い醤油味の和食 - 日本のイメージとなるわけです。
ヨーロッパで人気の和食のお店。ソイソースが一般家庭でも浸透していますね。
2010.January.19
カラープロファイルとカラーマネージメント
仕事やプライベートでもMacを使い続けて10年以上たったんだけど、未だにカラーマッチングの問題には悩まされる。MacはWindowsと違って、システムにColorSyncっていうカラーマッチングが組み込まれているので、どのソフトで見てもさほど変わりはしない。ただ、厳密に見出すと微妙に違ったりしていて、その調整に四苦八苦してしまうのだ。例えば、webブラウザでの色の違いがある。Safariは標準でICCプロファイルが埋め込まれた画像のみカラースペース変換してくれるのだけど、Firefox 3 はカラースペースが指定されていない場合 sRGBと見なして色変換してしまう。
詳しくはこちらを参照
MacではSafariを使うのがベストな選択なんですが、FLASHの外部jpeg読み込みすると、またちょっと違うので、どうしたらいいか悩みます・・・。
モニターと印刷のプロファイル設定も大変な作業だ。アドビのこのページを見ても、なんか釈然としないので自分が使っているプリンタに合わせて、自分で調整することにした。

一枚の印刷用紙に4回印刷方法を変えてプリントして比較するという、極めてアナログなやり方。これが一番確実かな、と。
2010.January.10
AirStash
ラスベガスで開催されているCES 2010。タブレットデバイスや3D対応TV、ソニーのSDカード、Intelの次世代CPU"Westmere”CPU”の発表もありました。
色々な製品の発表がありましたが、長い間、私はこの製品を待ってました。
AirStash

SDカードのデータをwifi経由でiPhone/iPod Touchと共有できるというもので、外出先でもUSB電源と無線LANがあればデジカメの写真をiPhoneなどで見ることができるようになります。iPhoneをデジタルカメラの外部ストレージとして使えるし、撮影現場であればデジタルポラ代わりにもできます。スタジオだったら、パソコンがあるのであまり意味はありませんが、ロケ先だったら使えそうですよね。
以前、iPodでは、カメラコネクターを使ってデジカメの写真を保存できました。でも、最新のiPod Touchを含め現行機種はすべて使えません。ストレージとしての可能性があるのに、もったいないですよね。本当はAirStashのような製品を使わずに、カメラとiPhoneをUSB接続するだけで繋がるともっといいのに・・・。
なんて思うのは、私だけじゃないと思うのです。
2009.December.19
ムービー撮影と編集のコツ
ムービー撮影と編集のコツ
最近は、デジタル1眼レフカメラやiPhoneでもムービーが撮れるようになり、映像制作の敷居がずいぶん下がったと思います。そこで、今回はムービー撮影と編集のコツと題して、そのポイントをいくつかご紹介します。
常に編集を考えた撮影を心がける
雑誌や広告などのスチール撮影であれば、どんな写真組みで構成されるか考えて撮らないと、後でデザイナーがうまくレイアウトできなくなります。そのため、レイアウトバランスが良くなるように、事前に編集者とカメラマンとで、ラフ画などを使って打ち合わせを行っています。
当然、ムービーの撮影でも、必要な素材が無いと編集が困難になります。たとえ個人旅行の撮影する場合であっても、後で困らないように作品全体の構成を考えながら、ロングショット・アップ・パン(水平方向のカメラアングル)・イメージ撮りなど、多めに撮りましょう。一度自分で撮影から編集までやってみると、いい作品にするためには、どんな撮影フッテージ(素材)が必要だったのか、よく分かるかと思います。
1つのシーンで色んな角度から撮る
映画の爆破シーンでは、編集の際に色んな角度から爆破の様子を見せるため、何台ものカメラを使って撮影します。そうすることで、1回本番のシーンでも、{アップで燃え始め}+{暴炎が舞い}+{ロングショットで煙が立ち上る}といった具合に、臨場感のある演出ができるのです。例えば、結婚式であれば、新郎新婦のアップと会場全体を捉えた2台体制にすることで、{新郎新婦入場}+{二人の顔アップ}+{会場のロングショット}と、その場の雰囲気をきれいに繋ぐことができます。同じように、一台のカメラしか持って行かない旅行のスナップムービーでも、右と左、アップとロングなど、色々な見せ方で撮ってみましょう。たくさんの素材が、あとでとても役に立ちます。
同じカメラアングルで使うカットは、ひとつだけ
先に1つのシーンでたくさん撮りましょうと書きましたが、注意点もあります。同じアングルで使うフッテージは、ひとつだけです。1シーン中に、色んな角度で編集するのは見やすいのですが、それと同じアングルが何本も繋がっていたら、かえって見辛い映像となってしまいます。カメラアングルが同じカットに限っては、OKテイク以外は、すべてNGとしましょう。そう覚えてください。
編集できた作品は、一日たってから再度見直そう
完璧に編集できたと思っても、思わぬところでミスも見つかります。また、時が経ち、客観的に見て不必要なカットや物足りないつなぎになっていると気づくことも多々あります。そのため、できた後に、再度見直すことも忘れずに。
こちらは、アニメ制作の現場。編集のやり方が凄いですね。アッと驚きます。
2009.December.14
串揚げ屋さんの利益率がとてもいいらしい
串揚げ屋さんの利益率がとてもいいらしい。なんと、居酒屋や焼き鳥屋さんに比べて、10%も効率良く利益を出せるというのだ。
その理由として、季節もの料理が少なく、一年中食べることが出来て、食材も豊富。また、調理手順が少なくて、店員のミスも少ない。
もちろん、スピーディーに料理を提供できるから、回転率も高くなる。居酒屋のように、長時間飲まれるとお店としては利益が出ないのだ。
また、串家物語みたいな食べ放題スタイルのお店から、東京ミシュランガイド2010の一つ星に選ばれた六覺燈まで、業態の中でジャンルも多く価格帯の幅も広い。女性から家族連れまで多種多様な客層をつかむことができるわけだ。

他にも気になるアノ商品の儲けをいくつか
マクドナルド ハンバーガー 定価 100円 : 原価 45円
マクドナルド ポテト(M) 定価 250円 : 原価 10~20円
ガリガリ君 定価 60円 : 原価 5円
焼き肉食べ放題 定価1,980円 : 原価 500円
某ブランド口紅 定価 3,000円 : 原価 20円
某ブランド美白クリーム 定価 2,500円 : 原価 25円
コンタクトレンズ 定価 20,000円 : 原価 5円
トヨタ カローラ 定価 140万円 : 原価 22万円
一軒家 定価 2,000万円 : 原価 1,200万円
なかなか面白いね
2009.December.03
K-x CM
日本で公開されていないK-xのドイツのCMがカッコ良すぎます!!
これも嫌いではない
2009.November.13
コンデジをアキラメテ、K-Xを買おう
つい先日、リコーがユニット交換式デジタルカメラ「GXR」を発表した。話の詳細は省くが、コンパクトカメラの携帯性を持ちつつ、レンズ交換式の利便性と画質の良さを確保した新商品である。
そのリコーが出しているコンパクトデジタルカメラは、GR DIGITAL IIIのように28mm(35mm換算)F1.9のレンズを搭載したモデルなど、非常に出来がよくて、ユーザー支持も熱い。F1.9の大口径レンズが備わっていれば、暗いところでも十分手持ちで撮れて、お散歩ライフがより楽しくなるってものだ。
一方、「GXR」のレンズユニットはズームレンズだけでなく、50mm F2.5 Macroもある。(これが実売7万弱)
料理写真など、寄ってアップに撮る場合はとても役に立つレンズなのですが、如何せん高い。GXRの店頭予想価格が5万だから、12万出すのなら、一眼レフデジタルカメラ買った方がいい、と僕は思う。もちろん、K-XとDA40mmもしくはDA35mm。

そう、結局、コンパクトデジタルカメラを購入するユーザー層のほとんどが、値段で決めているのだ。2万くらいで買えて、かつ、手持ちでアップが撮れるカメラ。そんなのが欲しいのだが、コンパクトデジタルカメラのズームレンズは、ほぼ望遠側がF4〜5と暗い。ノイズを考慮すると、ISO400までが限界だから、自ずとシャッタースピードが遅くなる。暗いレストランで料理写真撮ろうものなら、手ぶれ量産してしまうわけで、仕方が無いから、みんなストロボ使う。当然、見栄えも悪くなる。
どうしても、2万円のコンパクトデジタルカメラで撮るのならば、安くてもいいから、三脚を追加購入するといいですね。少なくとも、手ぶれはなくなるでしょう。
2009.October.28
K-7 ファームウェア《バージョン1.02》
PENTAXのカメラK-7のファームウェアが1.02にバージョンアップされました。
「ノイズの多さや、ファインシャープネスが精細さに欠ける」などと言われてきましたが、このバージョンアップで搭載されたファインシャープネス2で、K20Dのようなシャキッとした描写ができるようになりました。また、ノイズ処理も大幅に改善されて、ISO1600でも比較的好ましい粒状感に仕上がっています。
そのノイズについてですが、個人的には多少あった方が仕上がりに質感が出ていいと思っています。僕はどうもデジタルっぽいノペっとした高感度写真はどうも好きになれなくて、多少のノイズを加味した表現があってもいいかな、と。ちょうどフィルムの粒状感をデジタルでシュミレートするみたいな感覚です。

【 実際の使用感 】
・このバージョンで仕上がりが若干明るめになった気がしました。(初期ファームの描写が、ハイライト暗めに写った?)
・FS2は、カスタムイメージ鮮やかと風景に。人物とナチュラルにはFSが最適です。
・ミラーショックがまだ強いのか三脚していてもブレることもあります。(リモコン使うかタイマー撮りするか、はたまたミラーアップで撮りましょう)
このバージョンアップで様々な不具合も解消されていますが、K-7の搭載メモリは、まだまだ余裕があるみたいなので、今後K-xのクロスプロセスモードなんてできるといいですよね!!
2009.October.09
意外なものの意外な値段
普段目にしているありふれた物が、意外と値段が高いことがあります。例えば、信号機が一基6,000万円。駅の自動改札機が一基650万円。機械じゃなくて、駅員さんが交代制で勤務したら、もっと人件費がかさみそうですけどね。
今、話題の群馬県の八ツ場ダムですが、
建設を中止した場合にかかるコスト 2,230億円
建設を続行した場合にかかるコスト 1,390億円
だそうです。中止した方が、840億円も多くコストが掛かってしまいます。けれども、トータル的には維持費の問題もあるので、中止にした方がいい場合もありますが、政治というものは難しいものですね。
億単位の開発費で言えば、宇宙開発もスゴいです。日本の衛星「かぐや」の開発費用は320億円。さらに、打ち上げ費用が110億円かかっています。NASAのスペースシャトル打ち上げ費用はさらに高く、1,000億円とも言われています。安全対策と運営費用にコストがかかっているのですが、それで得られる利益ってどれほどのものがあるんでしょうね。

ネットの広告費とアクセス総数の関係も面白い。webページを立ち上げても、どこにも宣伝しない場合は、1日の訪問ユーザー数なんて、10〜20人くらいなもの。そのサイト制作費に300万〜500万かかっていては、元が取れないでしょう。費用対効果という面で考えれば、市販ソフトや自分でCMS使って作った方がいい。むしろ、広告費に費用をかけるべきでしょう。もちろん、アクセス数が高ければ状況も変わります。1000〜10000/日アクセスが見込めるサイトで、素人が作ったようなデザインでは、逆にイメージ低下となってしまう。広告というのは、どれだけの視聴者がいるかで費用が変わっていくもの。テレビのCM制作費が高いのは、当たり前のことであるのだ。
そのテレビ番組で取り上げられた場合、棚ぼた式にアクセス数は10〜100倍にもなる。うーん、テレビの効果は凄い。でも、それも数日すると戻ってしまうので、宣伝効果を持続するためには、デザイン費・宣伝費・運営維持費を払い続けないとならず、企業が売り上げ維持していくためには、大変体力がいることなんですよね。
2009.October.05
東洋と西洋では見方が違う 広告編
以前、「東洋と西洋では見方が違う」と題して東洋と西洋のモノの見方の違いを書きました。世界と物質との関わり方をカテゴライズする西洋人と、全体との関係性の中で考える東洋人との間では、ひとつの絵を見ても互いに違うイメージを持つというもの。
これだけインターネットやテレビが普及して、世界の常識を知ることができて、互いの国を簡単に往復できるようになっていても、その国々で浸透していた価値観は早々変わるものではありません。我々が正しいと思っていることでも、他国から見れば、変な習慣だってこともあるわけです。面白いですよね。
「よし、じゃあ、今日から西洋風の考え方で生きよう!!」
「俺は、音楽は洋楽しか聴かないし日本あんまり好きじゃない」
って思っていても、実際、この国で仕事や日常生活をしている以上、無意識の中で東洋的思想にドップリ浸かっていたりするのです。
これって、仕事でビジュアル表現をしなければいけない立場の方は、とってもよく分かるのではないでしょうか。
例えば、GAPのサイトで見比べてみると・・・
http://www.gap.com/
・情報量の多いECサイトだけれど、bodyのスライド画像が明確に主張していて目を引く
・その代わりカテゴリーボタンなどはFONTサイズ小さく、全体とのメリハリ差が大きい
(欲しい商品をすぐ検索したいのに適している)
http://gap.co.jp/
・現在展開している各キャンペーン広告を適度に目立たせて、全体とのバランスを合わせる
・サイト滞在時間を長く想定しているため、ユーザーが商品を探すことを前提にした設計
(悪く言うと、迷い易いサイト)
デザインテーマの主張を明確にするか、また、それぞれのキャンペーンテーマを満遍なく表現するかでレイアウトの方向性も変わる。どこにプライオリティーを持っていくか、もしくは、どれも大切だと考えるか、それぞれの到達地点はまったく違う。


ケイトモスのDiorの写真も組曲の写真もどちらも素敵な写真だ。そりゃあ、両方ともプロ中のプロの仕事だから当然だけど、西洋と東洋の仕事の進め方の違いが広告表現まで影響されていて、とても興味深い。カメラマンやヘアメイクが西欧志向であっても、そのプロジェクトを進行するスタッフの総意が東洋的であれば、東洋的思想で矯正された納品物になるだろう。
なんか、でも、そうなってくると、海外で写真やデザインを学ぶことにどれだけ意味があるか、分からなくなるよね・・・。
2009.October.04
Most Beautiful Scene “Magic Hour”
太陽光で撮る風景写真で、もっとも美しい瞬間があります。それが「マジックアワー」と呼ばれている時間帯で、朝の陽の入りと夕方陽が沈む瞬間です。
マジックアワーとは、もともと映画の撮影用語で、“フィルムに一番美しく写る自然光(主に夕日)のドラマチックな時間帯”を意味します。その撮影方法を使った有名な映画として、テレンスマリック監督の「天国の日々」という映画があります。マジックアワーの20分間だけのために準備して、役者・スタッフが集結する。何とも贅沢です!!
このマジックアワーを撮影するのに適しているのが、何と言ってもPENTAX K-7のCTE(Color Temperatures Enhancement)です。朝焼けや夕焼け、曇天の雪景色などが、より印象的な色で再現できるホワイトバランスのモードで、私はさらにマゼンダ側に微調整しています。

いい写真のポイントは色々ありますが、この瞬間をとらえることができれば携帯のカメラでも、素敵って思えると思う。
2009.October.03
化粧品コマーシャル
化粧品のCMが面白い。映像が素敵ということじゃなくて、その戦略である。
資生堂の「TSUBAKI」では、SMAPの曲「Dear WOMAN」を使って各世代に人気のある女優さんを起用している。数カットしか出ない髪をなびかせる女性たちも、かなり有名なモデルさんをキャスティングされていたりする。知ってる子も出ていて、映画のカメオ出演を探すみたいで実に面白い。
資生堂のシャンプーは、長く業界4位で低迷していました。そこで、大型のブランドに宣伝費などを集中してカテゴリごとにトップシェアを目指すいわゆる「メガブランド戦略」を展開した結果、トップを奪還しました。現在でも「TSUBAKI」のCMは続いています。

他社のシャンプーのCMは、例えば花王のアジエンスやP&Gのヴィダルサスーンが有名だけど、大人数のタレントさんを使った”囲い込み戦略”は、やっていません。広告の狙いが明確だからだ。
それに対して、「TSUBAKI」のターゲットは20代〜40代と幅広く、しかも女性の多種多様な嗜好にあわせるため、個性の異なったタレントを多く起用している。購買欲 × 女性の数 = 商品戦略にしなければいけないのは、男にはなかなか分からないものですよね。
そして、もっと大変なのは演じているモデルやタレントさんたち。広告にはCM縛りっていうものがあり、同期間中に競合他社と契約は結べないお約束。タレント事務所は、出演番組の広告も調べなきゃいけないから、マネージメント管理はかなり大変だ。CMの仕事を取るのは大変だけど、取った後も大変なのは言うまでもない。
2009.September.25
アップルストアに行って来たよ
「コマーシャル・フォト」と「ビデオサロン」が主催するアップルストアのスペシャルイベントで、EOS 5D Mark II でテレビCMを撮る!と題したワークショップをやっていたので、さっそく見に行きました。イベントではCMディレクターの高橋敏郎氏をゲストに招き、5D Mark IIを実際にコマーシャル現場で使用した感想をお話いただきました。下のムービーがそのCMです。
アルファードがプラハの街を通り過ぎる瞬間に合わせて、アパートの住民たちが次々に窓を開けて車に注目するっていうのが、このCMのコンセプトです。そのため同時に窓を開ける必要があり、タイミングを合わせるために今回は部分的に合成したそうです。その合成素材を撮影する際に、1階から5階までの映像フッテージが必要になり、効率化のためカメラ2台体制(ひとつはARRIFLEX)で5D Mark II を使用した、とのこと。
(スタジオの高さの関係で、3階までのやぐらしか組み立てられなかった。4・5階は5D Mark IIで別撮り)
ミュージックビデオ業界は5D Mark II使っているところもあり、ますますデジタル一眼ムービーの勢いが盛んになるんだろうけれど、まだまだ動体歪みや熱問題など様々な障害もあり、使う現場が限られてしまいます。かくいう僕もムービーにハマっていますが、なかなか難しいですね・・・。
2009.September.21
PENTAX K-x 抹茶
最近の私のトレンドは、このPENTAX K-xです。
ママ層ターゲットのK-mの後継機という位置付けで、機能アップもさることながら、100種類もの配色パターンがあってユーザーの好みの色にできちゃうというもの。とても面白いサプライズだ。ペンタックスらしいと言えばそうなんですが、やっと来たか!!とワクワクして来月の発売を楽しみにしています。
今までデジタルカメラは、どのメーカーもスペック重視で競い合ってきました。コンパクトデジタルカメラはその勢いが一旦沈静化しましたが、デジタル一眼レフは今でも発展途上です。これからもまだまだスペック競争は続くと思うけど、そろそろファッションアイテムとしてのアプローチがあってもいいかなって思っていた所でした。
そんな私のお気に入りの色は、PENTAX K-x 抹茶と名付けたこのグリーンボディ+白グリップ。
PENTAX K-xのカラーシミュレーションはこちらから

なんか癒されます。
こういうカラーバリエーションの販売戦略は、AppleのiPodやユニクロ、ソフトバンクのPANTONや車メーカーなどなど。カラーバリエーション戦略は人気の無い色の在庫整理が大変だけど、PENTAX K-xは受注生産型。ボディとグリップの組み合わせでカラーパターン出しているので、作り置きしているわけじゃないから、とても効率的な販売戦略だよね。携帯と違って、実用品じゃあないから商品が届くまでユーザーも我慢して(ワクワク?)待てる。ペンタックスもよく考えたなーと思うけど、凄腕マーケティング担当でも入ったのかな?